神奈川県鍼灸師会は鍼灸の普及、鍼灸師の社会的認知の向上のために存在します。 ── 会長 清水 慎司

鍼灸のすすめ

風薫る緑の鮮やかな季節となりましたが、会員の先生方におかれましては、ご清栄のことと思います。去る5月18日開催の定時総会役員改選におきまして、公益社団法人神奈川県鍼灸師会会長に就任することとなりました。本会発展のために微力ではありますが、全力で尽くしていきたいと思っております。

就任のご挨拶に先立ち、まず始めに伊藤前会長のこれまでのご尽力に対し敬意と感謝を申しあげたいと思います。伊藤先生には6期12年もの長きにわたり、当会をリードしていただきました。変化の激しい時期、難しいかじ取りも多くあったのではと拝察いたします。本当にお疲れ様でした。

さて依然、我々鍼灸師会を取り巻く環境は課題山積の状況です。行政や関係諸団体との交流・連携の問題、健康保険法やあはき法をめぐる法制問題、しかしながら、これらはすべて「鍼灸師の社会的認知の低迷」に帰着しているのではないでしょうか。以前よりは向上しているとはいえ、整体師(無資格者)と同等との認識も多く、行政においても一部見られる状況です。

また効果の高い信頼のおける療法であるにも関わらず、健康産業における鍼灸の売上割合は6~7%と極めて低迷しています。しかしながら、見方を変えれば、とても大きな潜在マーケットがあるとも考えられます。ほんの少しこの(何をされるか不安、痛い、熱い)などマイナスイメージを払拭し、身体にやさしい自然な治療法だということの理解やイメージが拡がれば業界を大きく成長させることができ、盛業になると思います。

神奈川県鍼灸師会は、行政や関係諸機関との交流や連携の推進、『食える鍼灸師』になるように、そのための鍼灸の技術や知識そしてアピールポイントや接遇など取り巻くいろいろな技術や知恵も必要となりますので、その諸々なことを会員の先生方と共に高める為の場を提供していきたいと思います。

今期は、2015年3月15日(日)に開催が予定されている横浜マラソンには、神奈川県鍼灸マッサージ師会そして東京都鍼灸師会のご協力とご支援を受けながら鍼灸ボランティア活動の参加を決定しました。

そして同年の10月31日(土)~11月1日(日)の2日間にわたる日本鍼灸師会主催の全国大会では、本会が担当師会となり「パシフィコ横浜・アネックスホール」にて開催されることになっております。横浜の文明開化の地で新しい鍼灸の波を起こそうではありませんか。この大会が「単発の打ち上げ花火」で終わることなく明日につながる活動の始まりとなるようにします。鍼灸の理解、評価の向上を目指し、普及の為そして次の世代の鍼灸師のために一緒に汗をかいていただけないでしょうか、会は鍼灸の普及、鍼灸師の社会的認知の向上の為に存在します。広く国民の為です。支援と参加をよろしくお願い致します。

会の概要

[あゆみ]
1948年
神奈川県鍼灸医学会創立 初代会長 鈴木国影
 
1950年
会員50名
 
1950年 11月
社団法人 神奈川県鍼灸師会に改称
 
2013年 4月
公益社団法人 神奈川県鍼灸師会に改称

[電話]
045-228-8946
[FAX]
045-228-8979

[会員数]
221名(平成26年6月現在)
[組織]
総務部、財務部、学術部、保険部、組織部、共済部、広報部、普及部